Gmail を Hack せよ Vol.7

レビューと実施

ここまで、『Gmail で GTD』を読み進めてくれた読者には説明は不要だろうが、レビューと実施について説明しよう。

言うまでもなく、GTDでは、コレクション、プロセス、オーガナイズは準備段階であり、本質はその実施にある。

スター機能を“次”のアクションを示すので、スター画面上にあるアクションを順番に、またランダムに実施していくだけでGTDの基本であるインボックスを“空にする”ことが出来るだろう。

その際、コンテキストラベルを適正につけることが出来ていれば、状況に応じた適切なアクションを実施できる。例えば、“!仕事”というコンテキストを家で行うことは出来ないと考えられるし、逆に、“!家”というコンテキストを仕事中に行うことは得策ではないのは容易に想像できる。

コンテキストラベルの使い方に不安があっても大丈夫だ、後で解説するレビューを行うことで、きっちりと反省を反映できるようにGTDは設計されているからだ。

ある特定のプロジェクトの“次”のアクションを見つけ出すのも、Gmailの検索機能を使えば、簡単にできてしまう。Gmailの検索がいかに強力なものであるかは、以前"Gmail を Hack せよ Vol.3"で紹介したので一読してほしい。

例えば、「状態:スターあり ラベル:*WordPressのテーマの改修」とすれば「*WordPressのテーマの改修」プロジェクトの次のアクションが瞬時で表示される。

このようにして、Gmailの検索演算子を上手く活用することで、簡単に、素早く必要なアクションを見つけ出せる。FireFoxユーザは拡張機能Greasemonkeyのユーザスクリプト「Persistant Searches」を使えば、繰り返し使用する検索ワードを記憶させることができる。これは非常に便利なユーザスクリプトだが、日本語に対応しているかはわからない。

レビュー

GTDのステップとして、レビューがある。一定期間、例えば一週間に一度、必ずGTDのレビューを行うことが大切であると説いている。どんなアクションを行ったか、どのようにコンテキストを生成したか、どのようなプロジェクトがあり、どのようにアクションが行われたか、というようなことをレビューする。

ここで、GTDの運用で拾いきれなかったストレスとなりえる事柄はなかったか、またコンテキスト生成は適切だったかを振り返り、未来のGTDへと繋げていけば、時間を追う事により優れたシステムとできれば、GTDがより有効で強力になるだろう。

7回に渡って紹介する予定の『Gmail で GTD』だが、ここまででGTDの紹介が終わった。残りは、画像を使った一連の流れの解説と、情報元『space-age wasteland』と同じく、PDFにまとめた『Gmail で GTD白書』を公開する予定でいる。

最後に、GmailでGTDを行う際の注意点を書こう。
Gmailに限らずだが、新着メールチェック機能というのがある、そうあのポップアップ表示で新着メールを通知してくれる便利な機能である。じつはこの便利な機能は、GTDにおいてじゃまな機能である。なので、私は、60分に1度メールチェックを行うように設定している。Gmailでは簡単にチェック時間を変更できるし、他のメーラーでも同様だろう。

GTDはすべての事柄を“空にする”ことが目的ではあるが、その目的を達するために、その目的を適切に達するために、きちんとしたシステムに乗っ取って行うことが大切だ。

  1. by Life GoGo

    GmailをGTDに /Gmail for GTD…

    Gmailを使ってGTDを始めました。最初はこんな感じでNEX&#…..

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