/home ディレクトリを別パーティションに移動する

5回目のインストール前に気がついたこと

現在利用しているUbuntu 8.04 betaを含めると、6.06 LTSから数えて5回のクリーンインストールに挑戦してきた私。
前回の"Ubuntu 8.04 (Hardy Heron) betaをインストールしてみた。"にて紹介したように、/homeディレクトリを別のパーティションにしておいたので、
今回のアップデートほど苦労の少ないアップデートは初めてだ。

というわけで、/homeディレクトリはインストール後でも別のパーティションに移動できるので、是非挑戦してほしい。
*ただし、Life is a Gambleでは、今回紹介する方法について、個人のデータなどなどの保証はできない。その旨あらかじめ了承ください。

準備するもの

  • Ubuntu 7.10 インストール Live CD (今回紹介する手順は7.10を利用している前提)
  • HDD空き容量 (私は別HDDに/homeを移動した)
  • Google Docs (設定メモ用、オンラインで参照できればなんでもOK、あると便利)

すでにUbuntuがインストールされている環境では、利用中のHDDをアンマウントする必要があるので、インストール Live CDが必要になる。

それでは、手順の紹介

インストール Live CDにて、ブート
(久しぶりに使うような場合やダウンロードしたばかりの場合は、必ずLive CDのチェックをしておくこと)

Terminalを起動して、

sudo aptitude update && sudo aptitude install gparted ntfsprogs

パーティションエディタと念のため、NTFS (WinXPで使っているファイル形式)を変更する場合にNtfsProgsをインストール。

必要なアプリケーションのインストールが終わったら

sudo gparted

パーティションエディタを起動。

パーティションエディタで行うのは、もちろん/home用のパーティションを用意すること。
私の場合、リサイズは行わず新たに購入したHDDに/homeディレクトリに割り当てた。
どちらの方法であっても、/dev/sda1、/dev/hda1などのパーティションの名称はとても大切なのでメモを取っておこう。
私の場合、自分の手書きの文字にイマイチ自信が持てないので、Google Docsにメモを残した。

詳しいことはわからないが、少なくとも私の環境では、/home以外のパーティションは22GBくらいの容量を使用している。
利用方法は個人に依るので、自分の責任でパーティション計画を考えてほしい。

説明をカンタンにするために、/dev/hda5をリサイズし、新たに/dev/hda7というパーティションを作り出し、変更前の/homeは/dev/hda1というパーティションで暮らしていると仮定する。
*下記以下のコマンドでは、自分の環境と合わせて記述を変える必要があります。
ややこしいように思えるが、大事なことは、どのパーティションをリサイズし、どのパーティションに新たに/homeを引っ越すか?
という2点のみだ。

では、気を引き締めて、Terminalに戻って、

sudo mkdir /old
sudo mount -t ext3 /dev/hda1 /old
sudo mkdir /new
sudo mount -t ext3 /dev/hda7 /new

まずは、現在利用している/homeパーティションと、引越し先のパーティションをマウント。

cd /old/home
sudo find . -depth -print0 | sudo cpio –null –sparse -pvd /new/
sudo mv /old/home /old/home_backup
sudo mkdir /old/home

そして、現在の/homeをバックアップ!!!! (言うまでもなく、絶対に必要なフロー)。
ちなみに、home_backupというディレクトリにバックアップされる。

sudo cp /old/etc/fstab /old/etc/fstab_backup

/homeの住処の引越しを通知しなといけないので、fstabをバックアップ。

blkid

とタイプすると、

/dev/hda7/: UUID=”8b89a5c4-20ff-477c-a49e-c1ccb435bf11″ SEC_TYPE=”ext2″ TYPE=”ext3″

というような文字列があるので、UUID=”"の中の文字列をコピーして、メモへ貼り付けておく。

sudo gedit /old/etc/fstab

そして、gEditにて、fstabを開く。

/dev/hda7 UUID=8b89a5c4-20ff-477c-a49e-c1ccb435bf11 /home ext3

そして以上を追加。fstabはタブ区切りで記述されているはずなので、他の記述と合わせておいたほうがいいかも。
できたら、保存。gEditは終了。

再起動(Live CDを取り出して)すれば、新たな/homeへの引越しが完了しているはず。

もし、HDDの容量がギリギリなようであれば、

sudo rm -rf /home_backup

と/homeディレクトリのバックアップを削除できる。
*削除は、きちんと/homeへの引越し、その他設定で問題がないと判断したのみ行いましょう。

もし、失敗するような場合、
もう一度、Live CDで起動し、Terminalにて

sudo mkdir /recovery
sudo mount -t ext3 /dev/hda1 /recovery
sudo cp -R /recovery/home_backup /recovery/home
sudo cp /recovery/etc/fstab_backup /recovery/etc/fstab

とすれば、元の状態に戻せる。

私はパーティションのリサイズは実際には行ってはいないが、1度バックアップにお世話になった。
それくらいで、今まで何の問題もおこっていない。

とにかく、Ubuntuのように半年に一度くらいの頻度でアップデートしてくれるOSには欠かせない設定だろう。
実際、先ごろリリースされた、UbuntuユーザによるUbuntu改良点の集約サイト、Ubuntu brainstormでも、デフォルトで/homeを異なるパーティションでインストールするべき案がそれなりに支持されているよう。

Ubuntu 8.04 (Hardy Heron) betaをインストールしてみた。

すでにご存知の人も多いかと思うけれど、Ubuntu 8.04 betaがリリースされた。正式版までのカウントダウンは左図参照(ソースはこちらから)

思い切ってメインOSとしてインストール

Ubuntu 7.10 (Gusty Gibbon)が正式リリースになった5ヶ月前はバグが残っていて大変な思いをした記憶がある。
にも関わらず、今回も。
まったく進歩のないのが初心者の初心者たる所以なのだろう。

結論から言って、一応Ubuntuの情報を提供する人間の端くれとしては、いい選択かもしれないが、
不便なく利用したいと思っている方々にはあまりオススメしない
テストバージョンなので、当たり前だ。
Ubuntu 7.10 (Gusty Gibbon)の正式リリース時よりはよっぽどバグは少ないかもしれないくらいだ。

なにが変わるの? Ubuntu 8.04

詳しくはオフィシャルサイト(英語)を参考に。
大まかには、Engadget Japaneseにまとめられている。

個人的には、Gnome2.22へのアップデート。これによりGVFSをバックエンドにしたそうで、ゴミ箱から削除したファイルの復元、ファイルコピーなどの一時停止、やり直しが可能になる。もちろんパフォーマンスの大幅な改善も魅力的。

とてもマイナーチェンジだが、世界時計のアプレットはとても便利。海外に友達が多いので。

困っていることは?

まずは、デフォルトブラウザがFirefox 3 Beta 4に変更になったため、拡張機能のほとんどは動作しない。
とくに困るのは、この3つの拡張機能が動作しない。

Firefoxは私にとって、もはや開発環境であり、情報収集のメインツールとなっているので、非常に困る。
Firefox 2.xをインストールしてみるも、何故か起動させるとFirefox 3 Beta 4となってしまう。
頼みの綱はFlock

Aptana Studioが動作しない
どういうわけかわからないが、Aptana Studioが動作しない。(多分Javaのバージョンが6に変更されたから?)
きっとJavaのバージョンをダウングレードすれば、解決するだろう。

困ったことはこれくらい。予想の範囲内だろう。

/homeを別パーティションに変更しておくととても便利

知っての通り、Ubuntuは半年ごとにOSのアップデートがある、忙しいOSだ。

今回、/homeディレクトリを別のパーティションに移動しておいたおかげで、ほとんどの設定をすることもなく、
インストールから15分くらいで、ブログを書くのに困らないくらいはセットアップできてしまう。

/homeディレクトリの別パーティションにする方法については、8.04が正式リリースになるまでには紹介するつもりだ。
こんな時に、http://qa.ubuntublognetwork.com/から質問してくれると、ありがたい(セルフプロモーション)

8.04 betaへアップグレードについて

まだきちんと遊び切れていないが、第3世代のiPod nanoが無事に動作し、
Avant Window Manege、Gnome Doなど便利なアプリもSynapticからインストール化になったりと、正式リリースが非常に楽しみ。

また8.04からは、WindowsユーザがWindowsからアプリケーションのインストール/アンインストールをする様にUbuntuを試せるWubiも搭載ということで、
多くのユーザが気軽にUbuntuに触れる機会が増えるのではないかと。

ダウンロードは?

Goro&Ubuntuにて、Ubuntu 8.04 beta版の.torrentをダウンロードできるようにしてます。
(ありがとうございます!)
本家の方は、分かりづらいので、Goro&Ubuntuで.torrentにてダウンロードをオススメします。

miniNote: アプリのスタートアップをPreloadで早くしよう

インストール Preload

sudo apt-get install preload

または
こちらをクリック!

Preloadは何をするのか?

Preloadはその名の通り、よく使うアプリを事前に読み込んでおく。
よく使うアプリはPreloadのインストール後、勝手に追加してくれるので、インストールするだけでアプリのスタートアップが早くなる。
もちろん、Preloadがアプリの使用頻度などを覚えるのにはそれなりに時間がかかるそうだ。

Preloadの設定を変更することは可能らしいが、私は開発者が苦労を重ねて思いついたロジックについて深く疑問を抱かないことにしている。
どうしても、という場合は、開発者であるBehdad Esfahbod氏の解説
を読んでみるといいかもしれない(英語)。

アプリを事前に読み込んでおいて、通常時に困ることがないのだろうか?

もしUbuntuマシンが旧型PCや、クラウドブックのような廉価ノートPCの場合は、オススメはできない。
私のようにVistaをインストールするつもりで買ったデスクトップPCなどにインストールしよう。