フリーソフトは世界を救う Vol.8

それでは、Cygwinを早速使ってみよう。

前回解説したとおり、すべてデフォルト設定でインストールを終えると、デスクトップにCygwinのショートカットアイコンがあるだろう。
ダブルクリックして、現れるのが、シェルプロンプトと呼ばれる黒地の玄人感たっぷりのウィンドウが現れたことだろう。
Prompt
Windowsでいうなら、スタートメニューから選択できる、“ファイル名を指定して実行(R)”の画面とよく似てる。

コマンドラインを入力してみる

$サインがあるだろう。このサインこそがコマンドラインのパワーの象徴である。
では、その$に続いて
pwd
と入力してみよう。

このコマンドは、現在のディレクトリを表示させるコマンドだ。おそらくデフォルトでは/home/ユーザー名のような文字列が表示されたことだろう。
ここがhomeディレクトリとなる。
どこが、homeディレクトリか? デフォルトの場合は、c:\cygwin\フォルダがhomeディレクトリだ。
では、確認してみよう。

$に続いて、
touch thisismyhome.txt
と入力してみよう、touchは空のファイルを生成するコマンドだ。
つまり、thisismyhome.txtというファイルをc:\cygwin\のフォルダで確認できればOK。

確認できただろうか?
基本的なその外のコマンドに関しては、好奇心に任せて説明を割愛する。

todo.txtスクリプト

Life hack系サイトにふさわしく、ToDoリストをテキストファイルで生成、管理するスクリプトを紹介する。このスクリプトも“Lifehacker”で紹介されたものだが、今は、“Lifehacker”のライターの1人、Gina Trapaniが“Todo.txt”を立ち上げ、そちらで詳しく解説している(英語)。

最新版のスクリプトが上記サイトから入手できるので、早速ダウンロードしてみよう。ダウンロードされるファイルはtodo.shというファイルだ。
まずtodo.shのファイルをエディタで開き、

# Your todo.txt directory
TODO_DIR=”/Users/gina/Documents/todo”

という部分をtodo.shを格納したディレクトリのパスに変更する。
toso.shは、先ほどのhomeディレクトリに新たにtodoというディレクトリ(フォルダ)を作り格納することを推奨する。
すると、c:/cygwin/todo/と
/Users/gina/Documents/todo
の部分を書き換えてやればいい。

シェルプロンプトを起動し、
cd todo
と入力、cdはChange Directory、つまりディレクトリを変更するコマンドラインだ。

そして、chmod 755 todo.sh
と入力、chmodはファイルのパーミッションを変更するコマンドライン。CGIやPHPなどを暑かったことがある人は、FTPでパーミッションの変更を行った経験があるだろう。その原理と同じである。

では早速使ってみよう。
まずはtodo.shを起動させるためには、todoディレクトリに移動する。
cd todo
正しく設定できたか、確認するために、
./todo.sh
と入力する。
todo.shの説明書が表示されるはずだ。

todo.shの詳しい解説は、機会があれば翻訳するが、
とりあえず、
./todo.sh add “Todoを入力”
でテキストファイルが生成される。
すでに気がついたかもしれないが、
シェルプロンプト内で、日本語は使えない。

Cygwinについて、もっと詳しく知りたい場合は、
“MYCOMジャーナル”にて“Windowsユーザーへ贈るUnixへの架け橋 - Cygwinを使いこなそう
がかなり詳しく解説してくれている。

関連リンク:

フリーソフトは世界を救う Vol.7

Cygwin

アスキーデジタル用語集を読んでみたところでさっぱりなんだかわからないCygwin。私自身も名前くらいはしっているけど、という域をでないソフト。いつも愛読している『Lifehacker』で“Geek to Live: Introduction to Cygwin”というポストがあったので、チャレンジしてみることにした。

Unixコマンドラインソフト群

『Lifehacker』のポストを読み進めると、CygwinはUnixのコマンドラインソフト達をWindowsでも使えるようにするソフトだそうだ。ipconfigや、msconfigなどWindowsでもコマンドラインは使えるが、とてもじゃないけれど使用に耐えるものではないそうだ。

Windows MEが悪夢のOSだったとしても、そこがPCとの出会いだった私にはピンとこないが、最近発展の著しいLinuxはいわゆるUnixをベースとしたOSで、Linuxは私にとっては興味惹かれるモノなので、きっとCygwinも知ってたら便利だろうなというゆるい三段論法で、Cygwinを使ってみることにした。

インストール

Cygwinはオープンソースソフトウェアなので、無料でインストールすることが出来る。オープンソースソフトは往々にしてなにやら微妙なインストールのプロセスがついてまわる。Cygwinでもそうだといえるが、そうでもないともいえる。
Cygwin Instalation
Cygwinを提供しているサイトでは、左のような親しみやすいアイコンで、setup.exeでソフトをインストールできるようになっている。このアイコンをクリックし、ダウンロード、そのアイコンのママでダウンロードファイルは表示されているので、そいつをダブルクリックすればインストールが始まる。

インストール画面にかんしては、基本的に全部デフォルトで行うことを推奨する。その方が何かと便利だし、使いやすいからだ。

が、適当な感じでインストールを進めると、
Cygwin setup Select Packagesというウィンドウが立ち上がる。コイツはCygwinで使えるようにするソフトのインストールを選択する画面だ。CygwinはUnixのコマンドラインソフトをWindowsで使えるようにしてくれるソフトなので、その機能はカスタマイズが可能なのだ。
だからといって、怪しげな文字列にしか見えないので、
これもまたデフォルトでOK。

勢いよくやってしまうことが大切だろう。私自身もこのデフォルト設定で、Cygwinを使用していることは言うまでもない。
これで、Cygwinのインストールが終了した。

実際に使ってみるのは、また次回に持ち越そう。次回は、同じくLifehackerで紹介されていた、Todoリストをテキストファイルで管理するCygwinの機能をつかったライフハックを紹介しながら、実際に動かしてみる。

関連リンク:

モノのコトバ Vol.2

TOMBOW Design Collection

1986年、TOMBOWはZoomシリーズをもって、世界に打って出た。それが、TOMBOW Design Collectionと呼ばれるプロジェクトだ。
発表以来、海外で高評価され、数々のデザイン賞を獲得、デザインだけでなく、その機構、機能においても“書く”ことの楽しさを追求するその哲学を貫き通している。

XPA

XPA何の頭文字なのかはわからないが、XPAとたった3文字の名前を付けられた伸縮する油性ボールペン。“アウトドアシーンをイメージしたタフな一本”の名にふさわしく、堅牢な作りをしているのも特徴的。

使用するときは、全長129mm、そして軸の尾端を押し込むとペン先も同時に収納され、105mmとその長さを自在に操るギミック。その尾端には首からもベルトからも下げられるよう、ストラップホルダーがついている。

タフなブラスがペン先を護っている

XPA Extentedヘビーデューティーを銘打つだけに、ペンの命であるペン先にはブラスを使い、堅牢。本体部分は軽量で持ち心地のいいアルミを採用している。

その機構はタフネスそのもの、デザインもまたシンプルでいて、アクティブなイメージを投影している。私は黒を選択したが、アルマイトシルバーも発表されている。

キーホルダーと一緒に

アメリカ時代から愛用しているアルミの登山用カラビナ風DリングキーホルダーにXPAを通して、いつも持ち歩いている。書かれるモノはどうにでもなるが、書くモノはいつも肌身離さずもっていたい。ふとしたアイデアを私はいつも持ち歩いているロディア no.11に書き込んでいく。頭の中に浮かんだ全てを空にするのがGTDの基本。すぐにアクセスできて、すぐに収納できる。XPAは私のGTDツールとして欠かせない一品だ。

ちなみに、XPAとともに私のキーホルダーに収納されているのは、プラスドライバー、家の鍵、ギターピック。歩く際、それぞれがジャラジャラとぶつかり合い、XPAには傷がついているが、さすがはタフネス。本体部分のアルミ箇所には傷が付いてはいるものの、ペン先、尾端には傷はない。

筆記用具といえば、ドイツや、フランスと欧州勢が持てはやされがちだが、日本も負けてはいない。TOMBOW Design Collectionにはまだまだラインアップが豊富にあるので、他のコレクションにも手を出してみたい。

前回紹介した土橋氏のブログでもXPAを紹介している。プロの手によるレビューを読みたい方は、こちらからどうぞ。

関連リンク:

フリーソフトは世界を救う Vol.6

高速で高機能なコピーソフト

ファイルのコピーというごく基本的で日常的な作業におけるストレスを軽減してくれるソフト、A-1 DRIVE提供の「Fire File Copy

"自由自在に WordPress を Vol.6"で紹介したファイラーソフト「まめFile4」や、ファイルのコピーや移動が簡単にできる2画面ファイラー「だいなファイラー」など、非常に優秀なソフトウェアは確かに存在するが、コピーや移動そのもののストレスを軽減してくれるわけではない。

ブロードバンドが主流となり、大容量のハードディスクの価格がリーズナブルになり、取り扱えるファイルが巨大化していっているなか、ファイルの移動はシームレスとは言い難い。

ハードディスクのガリガリ音

動画ファイルや、音楽ファイル、高解像度のデジカメ写真などを移動する際、ハードディスクがガリガリと痛ましい音を立てたりしてはいないだろうか?

コピーとは、OSは“バッファ”という仮のメモリの中に移動するファイルを一度保存し、バッファから別の場所へ移動する、という行為である。テキストなどをコピーする際にもクリップボードという仮のメモリに文字列を保存し、移動をするのと同じような考え方だ。

このバッファはOSが物理メモリ上に確保していたり、ハードディスク自体にその機能が備わっている場合もある。そのどちらにしても、その確保されているバッファメモリ容量は往々にして移動しようとしているファイルの容量よりは小さいため、ハードディスクはファイルを移動するために、何度もシークを繰り返す。このシークの音がガリガリ音なのだ。

ストレスフリーのFire File Copy

そのガリガリ音を軽減してくれるのがFire File Copyである。Fire File Copyではバッファメモリを大量に確保することで、シーク回数を減らし、ガリガリ音を軽減する。
PCのガリガリ音は精神衛生上好ましくないので、ストレスフリーになる。という論理ではなく(もちろんそれもあるが)、
大容量、もしくは大量のファイルの移動をより安全に、確実にしてくれるので、ファイルの移動の失敗などのストレスから解放されるのだ。

ソフトウェアの使い方は直感的に使用することができる上、非常にわかりやすいヘルプがあるので困ったときはそちらを参照すれば問題はないだろう。私はFire File Copyをファイルを右クリックしたときに現れる“コンテキストメニュー”
に登録し(File File Copyが自動で設定してくれる)そこからファイルの移動を行うことが多い。

ドラッグ&ドロップにも対応しているので、手軽に使用できるだろう。
また、高機能コピーソフトという側面もあるので、私にとって手放せないソフトウェアとなっている。

ファイルのコピー、移動は日常的な動作であるため、
そんな部分で困りたくない、という際に強力にサポートしてくれるソフトウェア、「Fire File Copy」は常に持っておきたいソフトだ。

関連リンク:

モノのコトバ Vol.1

モノ系の雑誌は、急激に部数が伸びたり、落ちたりしない息の長い安定した媒体だそう。
深夜まで働いていることもある私にとって、本屋も、文房具屋も、雑貨屋もかなり遠い存在だ。そんなか、私のモノ欲を刺激し、あるいは満たすオススメのサイトを紹介しよう。

“こだわりのステーショナリーに出会う幸せをあなたにも分けてあげたい”というタグラインのAll Aboutステーショナリーガイドサイトのガイド、土橋さんはステーショナリー評論家。著書「やっぱり欲しい文房具」などからもわかるよう、まさにその道のプロ。こちらのAll Aboutのサイト以外にも、『文房具でたのしいひととき』という個人サイトでも精力的に優れた文房具を紹介してくれている。

同じくAll Aboutの男のこだわりグッズの納富 廉邦氏もモノ系ライターとして活躍するプロフェッショナル。おしゃれで使いやすいモノ達を紹介してくている。

その他に、文具の写真がキレイな『Stationery! Stationery!! Stationery!!!』などもオススメ。

比較的、デジでもモノでも衝動買いの多い私は、普段はCDと本以外でオンラインショップを活用することはないが、
上で紹介したようなモノ系サイトで気に入ったモノ達に狙いを定めたときにはやっぱり衝動的な買い物欲を満たすために、『ペンハウス』で買い物をしたりしてしまう。『ペンハウス』は、文具専門のオンラインショップで、見ているだけでも十分に楽しめる。

All Aboutのサイトから情報を仕入れているせいか、All Aboutが提供しているオンラインショッピングサイトAll About Style Storeが最近のお気に入りだ。非常に見やすく、気に入った商品を“お気に入り”的につかえるスクラップブックが便利なサイト。最近開店1周年ということで、作り手さん達がオリジナルな商品を展開すると共に、モノに込めたアツい思いを語ってくれる作り手ブログなど、新しいオンラインショップ作りに励んでいる。