geditをカスタマイズしてIDEっぽくしてみる

Gedit as IDEgedit。Windowsでいうところのメモ帳に当たるアプリケーションだが、geditはメモ帳どころか、Windowsでも使いたいくらい強力な機能を持っている。では、その強力な能力を引き出すためのカスタマイズを紹介しよう。
*私の個人的趣味を反映しているので、気に入らない部分は自分好みに変更するように。

まずは、設定画面でのカスタマイズ

gedit - look and feel


編集 → 設定から、表示

  • テキストの折り返し チェックボックス オフ
  • 行番号 チェックボックス オン
  • カーソルがある行 チェックボックス オン
  • 右マージン チェックボックス オン / 列の右マージン 100
  • 対応するカッコ チェックボックス オン

編集 → 設定から、エディタ

  • タブ文字 タブの幅 4 / タブの代わりに〜 チェックボックス オフ
  • 自動インデント チェックボックス オン
  • のこり2項目 チェックボックス オフ

編集 → 設定から、フォントと色

  • フォント チェックボックス オン
  • Color Scheme Oblivion

プラグイン

非常に多くのオフィシャル/サードパーティのプラグインが公開されているgedit。IDEらしくカスタマイズするのに必須なプラグインを紹介しよう。
まずはオフィシャルプラグインから。
オフィシャルプラグインは、Synapticからインストールできる。geditと検索すると、gedit-pluginsパッケージが見つかるのでインストール。
もちろん、Terminalから、

sudo apt-get install gedit-plugins

でも可。

サードパーティプラグイン
ほとんどのプラグインはgeditのウィキページに掲載されている。
ウィキページに掲載順に私がインストールしたものを紹介しよう。

  • Eddt - File Browser / デフォルトプラグインにあるファイル参照ペインの代替。お好みでどちらを利用しても可。ツリービューが好きな場合はEddt。
  • SnapOpen / ファイルを正規表現で検索し、開く。Ctrl + Alt + Oでショートカット
  • Quick Highlight Mode / シンタックスカラー設定を簡単に設定できる。 Crtl + Shift + H。自動補完機能付き。
  • Word Completion with tabulator / TABによる(Bashのように)自動補完機能。タイプの途中でTAB。ファイル内に含まれる文字で補完を試みる。

gedit ウィキページ以外のサードパーティプラグイン

  • Gemini / < {['""']}>の組み合わせの文字を自動で閉じる。
  • Tag List / デフォルトプラグイン、タグの一覧にCSSプロパティ、PHPファンクション、XHTML要素、XHTML属性を追加する。

Tag Listは、

wget http://www.micahcarrick.com/files/gedit_webdev_tags-0.1.tar.gz
tar -xzf gedit_webdev_tags-0.1.tar.gz
cd gedit_webdev_tags-0.1
sudo cp *.tags /usr/share/gedit-2/taglist/

でインストール可。プラグインというより、既存のプラグインの拡張。
そのTag List以外のプラグインをインストールするのは手間なので、私がインストールしたプラグインをまとめた
ファイルをダウンロード後、解凍し、ホームフォルダの.gnome2/gedit/pluginsへコピーで、問題ないはず。

シンタックスハイライト(強調表示)とスニペット

シンタックスハイライトは、
Nationcodeにて公開されていたファイルと
先ほどのTag Listの作者Micah Carrickが公開しているファイルを利用している。

デフォルトプラグインであるコード・スニペットの設定もNationcodeからいただいた。
コード・スニペットはよく使う構文などを登録しておき、TABで呼び出せるようにするプラグイン。詳しくはgeditのヘルプファイルから。

こちらもファイルを用意したので、お好みで利用してほしい。
シンタックスハイライト
こちらは、ホームフォルダの.gconf/apps/gedit-2/preferences/syntax_highlightingへコピー。

コード・スニペット
こちらは、ホームフォルダの.gnome2/gedit/snippetsへコピー。

これでgeditはほぼ完成されたIDEとなったはず。
少なくとも、簡単なコーディング、プログラミングならまったくストレスなく使えるはずだ。
ややこしいプログラムが必要ならAptana Studioで。

関連リンク:

gOSのインストール方法 - Terminal編

Twitterを利用し初めてから数週間でしかないけれど、マイクロブログは非常に優秀な情報収集ツールであることが証明された。
gOSの情報を手に入れたのはTwitterにて。

Googleオフィシャルではないものの、Googleのプロダクト達にデスクトップから簡単にアクセスできる。がセールスポイントの軽快OS。
gOSは我らが愛するUbuntuベースのOS。
詳しくは、Ubuntuをこれから始めてみたい人、始めて間もない人への導入ガイドがタグラインのレッツ! Ubuntuにて

そのgOSのTerminalインストール方法がUbutnuフォーラム
にて紹介されていた。

さっそくインストール手順を

sudo gedit /etc/apt/sources.list

いつものようにsources.listを開き

# gOS Repositories
deb http://packages.thinkgos.com/gos/ painful main
deb-src http://packages.thinkgos.com/gos/ painful main

上記を最終行へ。保存後エディタを閉じて
再びターミナルへ

wget http://www.thinkgos.com/files/gos_repo_key.asc
sudo apt-key add gos_repo_key.asc
rm gos_repo_key.asc
sudo aptitude update

キーを取得し、アップデート。

sudo aptitude install greenos-desktop

そしてインストール。

削除の際は、

sudo aptitude remove greenos-desktop

*キーの取得の際、404エラーになる可能性が高いので気長に待つべし。

関連リンク:

miniNote: シンボリックリンクでWordPressテーマ開発が楽に

symbolic link

サーバー管理者の経験があるなら知ってて当たり前?

"Firefox アドオン: Better Gmail2 & Better GReader"にてWordPressをUbuntuローカルにインストールした私は、誰も利用者がいないのに飽きずに開発を続けるWordPressテーマの次バージョンのドラフトを書き始めている。

WordPressテーマなど大きなコーディングはAptana(先日、Aptana Studioに改名)にて行っていて、
コードを書き換えては、WordPress用のディレクトリにコピーを繰り返していた。
同時進行でLife is a Gambleのテーマも書き換えたりするので、Pluginの動作確認もかなり面倒だった。

しかし、さすがLinux、さすがUbuntu。Windowsでいうところのショートカットであるリンク機能ですべての問題を解決した。

まず、"Firefox アドオン: Better Gmail2 & Better GReader"にて作ったwwwフォルダのリンクをウェブ開発専用ディレクトリwebsiteへ移動して、wwwへの移動の手間を省き、
aptanaプロジェクトディレクトリにある開発途中のWordPressテーマディレクトリのリンクをwww内のwordpressディレクトリ内のthemeディレクトリへ。
pluginを一元管理しているディレクトリのリンクもwwwのwordpresディレクトリのpluginへ。

これできちんと動くことが判明。ああシンボリックリンクってこういうことか。と感激した話。

リンクの作り方?
ディレクトリを右クリックでリンクの作成。
簡単。

サーバーの管理をちょっとでもしたことある人にはとても当たりまえでしょう。

関連リンク:

miniNote: アプリケーションのパスはわかりますか?

Application Path

Linuxのファイルシステムの不思議

Windowsからの転身組にとって不思議なLinuxのアプリケーションのパス。
Windowsなら、たいてい.exeファイルがあるフォルダを追いかけることは簡単だが、Linuxではそうはいかない。
Googleデスクトップでアプリケーションを呼び出せるようになったが、パスは.desktopファイルを指していたりするのだ。

大抵の場合、Linuxではアプリケーションパスについて深く考えなくてもいいように設計されている。
例えば、Gnome エディタを呼び出すのにはTerminalでgeditとすればいいし、Filezillaならfilezillaで呼び出せる。
なんて便利な仕組みだろう。

しかしたまに、Linuxでもアプリケーションのパスを知る必要がある。
私はそんな必要にFireFTPの設定時に迫られた。
FireFTP上でファイルを編集したいと思ったら、拡張子に対しアプリケーションの名前、アプリケーションのパスを最低設定する必要がある。
そんな時、Linuxは単純な解決策を用意してくれている。

which アプリケーション名

とすれば、アプリケーションのパスを教えてくれる。
FireFTP以外でも活用する機会はあるはず。

関連リンク:

フォントLoverたちに捧げるポスト

fonts!

Hello、 Font Lovers!

私は自他ともに認めるフォントマニア。技術的な部分ではなく、アートとしてのフォントを愛してやまない。
そんな私のようなフォントマニアのために、Ubuntuでも使えるフォントについて紹介しよう。

まずは"Firefox アドオン: ScribeFire"でも触れたマイクロソフトコアフォントのインストール

sudo apt-get install msttcorefonts

Windowsを所有ならMSゴシック、MS明朝の日本語フォントを直接コピー。
コピー先は

fonts:///

RedHat Liberation フォントというのがこのほどGPLにて公開されたのでさっそく
https://www.redhat.com/promo/fonts/
こちらのサイトから、liberation-fonts-ttf-3.tar.gzをダウンロードし解凍。
先ほどのフォントフォルダへコピー。
現時点では日本語フォントなどのはないが、可能性を模索しているそうだ。

少しは日本語フォントも紹介しておかなければ、ということで非常に品質の高いフリーフォントである
M+ と IPAフォントの合成フォント
こちらも、ダウンロードページからTrueType版をダウンロードして、解凍。
フォントフォルダへ。

そして、465ものフリーフォントを集めて、しかもパッケージ化もしてくれた、
CrunchBang ~ 465 Free Fonts for Ubuntu
から、

sudo gedit /etc/apt/sources.list

sources.listを開いて、

deb http://ppa.launchpad.net/corenominal/ubuntu gutsy main
deb-src http://ppa.launchpad.net/corenominal/ubuntu gutsy main

を最終行に追加。
保存後、エディタを閉じて

sudo apt-get update

アップデート。

sudo apt-get install ttf-aefonts

インストールで、465のフォントをインストールできる。
どんなフォントがインストールされているかはソース元サイトの方を参考に。

そして、88×15pxのブログバッジに使われるフォントSilkscreen
http://kottke.org/plus/type/silkscreen/
Download Silkscreen for Linuxから、ファイルをダウンロード、解凍後はいつもの場所に。
小さいフォントでも可読性が高いフォントなので、意外と便利。

最後に忘れてはいけない、Ubuntuのロゴに使用されているフォント

sudo apt-get install ttf-ubuntu-title

Ubuntuユーザはすでにインストール済みだったりする。

そして、世の中はフォントのオープン化を目指す団体もあったりするので、
生粋のフォントマニアでオープンソース好きはぜひ、
Open Font Library
もちろん、フォントもダウンロードできる。.otfという形式のフォントに出くわしたら、
Convert .otf to .ttf Font on Ubuntu
にて紹介されていたFontForgeというアプリケーションを使ったコンバータスクリプトがおすすめだ。
エディタにて、下記を保存。

#!/usr/local/bin/fontforge
# Quick and dirty hack: converts a font to truetype (.ttf)
Print(”Opening “+$1);
Open($1);
Print(”Saving “+$1:r+”.ttf”);
Generate($1:r+”.ttf”);
Quit(0);

otf2ttf.shという名前で保存して、
ターミナルで

fontforge -script otf2ttf.sh フォントファイル名.otf

とすればOK。
.shファイルの所有者は多分自分になるはずだが
うまくいかなければ
chown ユーザ名 otf2ttf.sh
を試してほしい。
また、もちろん、FontForgeがないと動作しない。
Ubuntu Gusty Gibbonではおそらく

sudo apt-get install fontforge

でインストールできるはず。
パッケージが見当たらない場合は、こちらから。

ちなみに、私のfonts:///フォルダには現在、1325ものファイルが存在する……。
私はデザイナーではないので、使い道が明確に決まっているわけではない。
ご利用は計画的に。

ついでに、MDNから刊行されている
ざらざら書体集—アナログフォントデザインコレクション85という本に収録されているフォントもUbuntuにて無事に動作している。

関連リンク: