Ubuntuでシンプルでプロダクティブな生活

Avant Window Navigator
WindowsでもUbuntuでも、デスクトップをアイコンから開放し、様々なタスクをやり遂げやすいよう生活している私。

この6カ月ほど、Linux Saladにて解説されていた「使いやすいデスクトップとは?」を参考にした自分なりの使いやすいデスクトップを構築してきたが、ようやくこうして紹介できるほどにこなれてきた。

Compiz Fusionの設定

すでに知ってのとおり、Ubuntu Gusty Gibbonでは、デフォルトでCompiz Fusionを使った視覚効果を追加することができるようになった。
では、Compiz Fusionの細かい設定をできるよう、準備はOK?

システム > 設定 > 外観の設定から、視覚効果のタブへ。一番下の選択肢、設定変更を選択してあれば、
システム > 設定にAdvanced Desktop Effects Settingsというメニューがあるはず。

デスクトップ
Linux Saladにて紹介されていたように、私もデスクトップ左上にマウスを移動させると展開プラグインを起動させている。
そして、デスクトップ左下に、Shift Switcher。
Shift Switcherでは、見え方タブにて、SwitcherモードをCoverに変更した。

ちなみに、デスクトップ上の位置設定は、Ubuntu Tweakでも設定できる。
Advanced Desktop Effects Settingsでは、若干設定に戸惑うかもしれないので、Ubuntu Tweakがおすすめ。

画面下には、Avant Window Navigator(記事上画像)を置いている。

sudo gedit /etc/apt/sources.list
下記を追加
deb http://ppa.launchpad.net/reacocard-awn/ubuntu gutsy main
deb-src http://ppa.launchpad.net/reacocard-awn/ubuntu gutsy main

そして

sudo apt-get update
sudo apt-get install avant-window-navigator-bzr awn-core-applets-bzr awn-manager-bzr

インストール後、Avant Window Navigatorを自動起動するように設定するのを忘れずに。
システム > 設定 > セッションから、追加。
名前にはAvant Window Navigator
コマンドには、avant-window-navigator
と入力して、追加できる。

AMNに追加するアプリは自分がよくつかうものに絞りこもう。

AMNのお気に入りアプレット
All about Ubuntuで紹介されていたCool Awn Applets to adorn your Ubuntu Linux Desktopを参考に、
私は

  • Stack applet
  • Terminal applet
  • Weather applet
  • Trash applet

4つのアプレットを追加した。

ちなみに、Stack appletにて表示させているのは、私が唯一使用する4つのフォルダ。
website、project、multimedia、bak。
これらのフォルダは、workStationフォルダに納められ、Nautilusからも、AWNからもすぐにアクセスできるようにしてある。

ウィンドウの挙動
IA修行の身なので、アフォーダンスを考えながら、ウィンドウオブジェクトの挙動について深く考えてみた結果は、

ウィンドウの最小化/元のサイズにもどす
アニメーションはアップルOS Xでお馴染みの魔法のつぼ効果を選択。
最新のCompiz Fusionでは、OS Xを真似る事ができなくなってしまったため、ここを参考に無理やり修正した(英語)。

ウィンドウを閉じるアニメーションはかなり悩み、まめに変更をかけているような状態だが、お気に入りはサイドキック。
回転しながら小さくなって、フェードアウトしていく様が、閉じるというアフォーダンスになるかはわからないが、アニメーションが気に入っている。

さて、若干趣味の世界に寄り道してしまった。

プロダクティビティ
以前、紹介したTomboyを利用したGTDが、Tomboyのプラグイン構造の変更によってできなくなってしまったので、代替を探し回って、たどり着いたのが今よりもGTDを追求していたころに見つけた、テキストを利用したTodo管理方法。(日本語の解説)

bash、つまりTerminalをつかって、Todoを管理する、というのがこのGTDなのだが、Ubuntuではbashスクリプトの挙動が怪しく、Pythonを勉強している私はhttp://todotxt.com/で配布されている、Pythonバージョンを利用している。

そう、AWNにてTerminal appetを導入したのは、このため。

ざっくりと概要だけの紹介だが、これだけの分量。
詳細は語らず、気になった方は気軽にコメントを。

UbuntuでGTDを

tomboy

ライフハックという言葉が生まれたきっかけともなったGetting Things Done(GTD)をもう忘れたりしてないだろうか?
1日のうち、3分の2をPCの前ですごし、字がきれいとは決していえない私にとって、PCベースのGTDシステムは必要不可欠だ。
そんな私と同じように生産性向上への飽くなき努力を重ねている人たちに、私がUbuntu上で構築したGTDシステムを紹介しよう。

Ubuntu GTDで必要なアプリケーションと設定

Tomboy

sudo apt-get install tomboy
(デフォルトでインストールされているはず)

Tomboy Tasks List Plugin

Plugin (compiled DLL)をダウンロード
cp ~/Desktop/TasksList.dll ~ /.tomboy/Plugins/

*Pluginを有効にするにはGnome Panelをリスタートする必要がある

killall gnome-panel

(Tomboyの設定からPluginの認識が出来てない場合は、再起動)

Tomboyノートの設定

altf12シンプルなノートアプリケーションであるTomboyは、きっとすでに自動で起動されるように設定済みであることだろう。

Alt+F12のショートカットも体が覚えているはずだ。


Alt+F12のショートカットも体が覚えているはずだ。

Alt+F12のショートカット……。

では、本題に入ろう。

コンテキストラベルは#を使って表現し、
$を次のアクションにする。
つまり、家でしかできないことなどは#home、仕事なら#workという風にする。
このコンテキストラベルが、Tomboyノートのタイトルにし、
1コンテキストラベルにつき、Tomboyノート1枚というルールでタスクリストを書き連ねていく。
そして、
$Life is a Gamble更新
というように、$で次のアクションを知らせる。

コンテキストラベルは家、仕事、などの大きな単位である必要はまったくない。
ようはどこで行われる事柄なのか、ということがわかればいい。
このあたりの基本的なGTDシステムについては、
GTDの提唱者Devid Allenの著書か、私が過去に書いた"Gmail を Hack せよ Vol.4"からスタートする一連のGmailでGTDのポストを参考にしてほしい。

GTDにはWaitingやDefer(あとでやる)など時間軸でもコンテキストラベルを付けるが、私は時間軸を
$Life is a Gamble更新 Defered(あとでやる)
などのようにタスクに書き込んでしまう。

ここまでは、Tomboyのデフォルト設定で出来てしまう。

Pluginについて

Tasks list
Tomboy Tasks List Pluginをインストールすると、
GTDシステムはより強固に、そして運用が楽になる。

まずTomboyを右クリックして、設定へ。
プラグイン画面できっと一番下にある Tomboy Tasks List Pluginを
選択すると、設定ボタンがクリッカブルになるので、クリック。
すると Tomboy Tasks List Pluginがタスクとして認識する文字を設定できるので
ここに$と入力。

Tomboy Tasks List Pluginは、設定した文字列を検索し、
***Tasks Listsという自動で作られるノート上に表示させる。
残念ながらノートの名前を変更することはできないが、***Tasks Listsに表示されるタスクたちは、
どのノートにあるのかをリンク付きで表示してくれる。

この***Tasks Listsノートが次のアクション用のINBOXになるわけだ。

#コンテキスト
$ タスク 時間軸
としてタスクを管理しておけば、***Tasks Listsを見ておくだけで
次に何をやるべきなのか簡単に管理できる。

以上が私のUbuntuでのGTDシステム。
Tomboyさえ使えれば、Ubuntuでなくても構築できるので、是非試してみてほしい。

2008/5/12 ADDED
Tomboy Tasks List Pluginは現行のTomboyのバージョンでは動作しない。
TomboyはTasksというAddinをリリースしようとしていたが、これも中止になってしまった。
非常に残念だが、Tomboy Tasks List Plugin無しでも、新たに追加されたNote機能などを
利用すれば、十分にGTDシステムとして活用できるはず。

nowMap Vol.2

"nowMap"の作り方はおそらく理解できたかと思う。
今回は、実践してみた感想を織りまぜながら、少々オリジナルにhackを加えてみよう。

オリジナルとの違いは?

前回すでに紹介したように、多色ペン(3、4色)を用いることで、視覚的により理解しやすいマップを作れる。
私は、
プロジェクトは赤で書き、赤の枠で囲み、タスクは黒で書き込んでいき重要度や関連度などで分類した色の枠で囲む。
タスクは枠で囲まないことでプロジェクトと区別をつける、と書いたが重要なことは区別できることなので、色が異なれば十分区別はつけられるだろう。

私はBICの4色ボールペンを使用していて、その色の構成は、黒、赤、青、緑。

斎藤孝氏の『三色ボールペンで読む日本語』に習い、赤はもっとも重要、青はまあ重要とし、緑はその他。黒は使うなというのが斎藤孝氏の教えだが、ここでは黒はタスクを書き込むのに使う。タスクを書き込む際、重要度を考えるのは無駄な作業だからだ。

Todo枠を使いこなすために

Todoを書き込んでいく左側の列には
オリジナルに従いToDoを羅列していく方法を採っても問題はないが、
ToDoが発生したタスク名をToDoの上下どちらかに書いてやると
どのタスクのTodoが終わったのか簡単に管理できて便利だ。

プロジェクト:デートを例にすると

ドライブ
□ ガソリン補給
□ 洗車

としてもいいし、または

□ ドライブーガソリン補給
□ ドライブー洗車

としてやればいい。

では右枠は?

右のメタ枠は、得に何と決めてかかるより、重要要素である、スタート日、終了日を書き込んであれさえすれば、問題はない、私はそれに加え終了予定日や時間を書き込むことにしている。

実際に仕事に活用する場面を思い浮かべてもらうのとわかるが、どんな仕事にせよ、終了日を設けることで、明確な目標となり、生産性は向上するはずだ、と私は考えている。

nowMapはそれほど高度なノートテイキング術とはなれないかもしれないが、nowMapづくりに慣れると言う意味も含め、私は会議などに出席した際は、nowMap形式でノートもとっている。