Moleskine @ GTD Vol.3
PigPogPDAで紹介されていた、Molekineで行うGTDを2回に渡って、邦訳をさせていただいた。
PigPogPDAへその旨、伝えると、快諾いただいた上、リンクまでつけてもらえた。
まずは、この場を借りて感謝したい。といっても日本語では通じないが……。
More Hacks
これまでに説明した方法でGTDを運用することは可能だ、だが、私はもう一点の工夫を加えてみている。
Post-itが最近発売した“Style Notes”シリーズのMiniNoteという縦100mm x 横69mmサイズと付箋紙というよりメモ帳に近い商品がある。
メモ帳のようなサイズとはいえ、さすがはPost-it、どこにでも貼り付けられ、剥がせ、また貼り付けられるというスタイルは変わらない。
コイツをMoleskineの代わりに持ち歩くのだ。
カバンにしまい込みがち、机に置き忘れがちなMoleskine。街を歩く際、ちょっと休憩に行く際にも、人と出会い、仕事は増えていくし、アイデアもお構いなしにやってくる。
そんな時、ズボンの後ろポケットにMiniNoteを忍ばせておく。
シンプルデザインにちょっとした心づかいを加えたMininoteの実力
とかく付箋紙は最初の一枚が薄汚れ使いづらい環境を生み出しやすいが、MiniNotesはちょっとした心づかいでそれを回避する。
ほんの一枚の表紙があり、片手で閉じるのは難しくても、開くのはスムーズにできるように設計されている。
表紙の裏は書き込んだ紙を貼り付け仮保存できるので、長い間Moleskineと離ればなれになっても大丈夫だ。ここまで説明すればわかるだろうが、このMiniNoteを新しいコレクションポイントに貼り付けていってやるのだ。GTD用Moleskineのテンプレートサイズに少しの余白を残すのみでおさまってくれるMiniNoteのサイズはこのGTDシステムを補強するのにちょうどいい。
コレクションポイントにMinoNoteに仮保存したアイデアを貼り付けたら、プロセスポイントへ進めることをお忘れなく。
MiniNoteはノートにしても、付箋紙にしても少々高価な気もするが、利便性は何よりも優先させるべき事項である。高価であるからこそ、続けていこうというモチベーションにもなるのでは?
Moleskine @ GTD Vol.2
モールスキンでGTD
前回から引き続き、MoleskineでGTDを行う方法を紹介しよう。
このハックは、PigpogPDAで紹介されていた記事を邦訳させていただいた。
ピンクとブルー
このGTDでもっとも重要なキーとなるのは、ピンクと、ブルーの付箋紙。
ブルーはプロセスポイントを示す。この付箋(ブルータグ)が貼られている以前のページは処理済みとなる、つまり、この地点以前のページは参照する必要がないことを意味する。しかし、アクティブページを含む場合は別だ。ブルーの付箋紙は左側につける。
ピンクはコレクションポイントを意味し、この付箋(ピンクタグ)が貼られているページがアイデアを書き込むページであることを示す。コレクションポイント以降に書き込むことは可能だが、全ページ(縦型Moleskineの場合は一枚のページ)にノートを書く必要がある場合のみ可能だ。ピンクの付箋紙は、右側につける。これにより、コレクションポイント(もっとも開かれるページ)をすぐに開くことが可能になる。
GTDフロー
簡単に、このシステムでのGTDフローを紹介しながら、アクティブページについて説明しよう。
アイデアは頭から取り出す→
ピンクタグを付けたページを開く→
ブレーンストーミング、メモ、マインドマップなどを書き込む→
プロセス(処理)を行う→
ピンクタグを次ページへ移動、ブルータグをプロセスを行っているページに貼る→
Todoリストを書き込んだり、コンテキストを適応したり、プロジェクト化を進める→
この時点で、同ページがアクティブページとなる→
アクションへ
やや極端な例だが、このフロー上では、ブルータグがアクティブページの先に貼られることもあるし、ピンクタグもアクティブページの前に貼られることもある。
アクティブページはこのGTDシステムにおいては多くのページに同時に発生する場合もあるだろう。また明確にネクストアクションは定義されない。
アクティブページは、Moleskineの最初のページ2枚にページタイトルとページ数を書き込むことで、アクセスしやすいようにする。こうすることで、アクティブページの同時参照が可能になり、このインデックスページで優先度や重要度を定義してやれば、どのアクティブページがネクストアクションであるかはゆるやかながら管理できるだろう。
ほとんどの場合2枚でインデックスページは一冊のMoleskineをカバーできるが、不安な場合はもう2枚を余分に見ておけばいい。
このアクティブページをインデックスページで管理する方法では、インデックスページを飛ばしてモールスキンにページ数を書き込むことをオススメする。
関心が高まりつつあるGTDだが、システマティックであるがゆえ、敷居が高すぎる、GTDを始めるためのGTDを行わなければとても手がつけられないという本末転倒な状態に陥りやすい。そんな際、比較的緩やかなGTDシステムである今回のシステムが最適だろう。
モノのコトバ Vol.2
TOMBOW Design Collection
1986年、TOMBOWはZoomシリーズをもって、世界に打って出た。それが、TOMBOW Design Collectionと呼ばれるプロジェクトだ。
発表以来、海外で高評価され、数々のデザイン賞を獲得、デザインだけでなく、その機構、機能においても“書く”ことの楽しさを追求するその哲学を貫き通している。
XPA
何の頭文字なのかはわからないが、XPAとたった3文字の名前を付けられた伸縮する油性ボールペン。“アウトドアシーンをイメージしたタフな一本”の名にふさわしく、堅牢な作りをしているのも特徴的。
使用するときは、全長129mm、そして軸の尾端を押し込むとペン先も同時に収納され、105mmとその長さを自在に操るギミック。その尾端には首からもベルトからも下げられるよう、ストラップホルダーがついている。
タフなブラスがペン先を護っている
ヘビーデューティーを銘打つだけに、ペンの命であるペン先にはブラスを使い、堅牢。本体部分は軽量で持ち心地のいいアルミを採用している。
その機構はタフネスそのもの、デザインもまたシンプルでいて、アクティブなイメージを投影している。私は黒を選択したが、アルマイトシルバーも発表されている。
キーホルダーと一緒に
アメリカ時代から愛用しているアルミの登山用カラビナ風DリングキーホルダーにXPAを通して、いつも持ち歩いている。書かれるモノはどうにでもなるが、書くモノはいつも肌身離さずもっていたい。ふとしたアイデアを私はいつも持ち歩いているロディア no.11
に書き込んでいく。頭の中に浮かんだ全てを空にするのがGTDの基本。すぐにアクセスできて、すぐに収納できる。XPAは私のGTDツールとして欠かせない一品だ。
ちなみに、XPAとともに私のキーホルダーに収納されているのは、プラスドライバー、家の鍵、ギターピック。歩く際、それぞれがジャラジャラとぶつかり合い、XPAには傷がついているが、さすがはタフネス。本体部分のアルミ箇所には傷が付いてはいるものの、ペン先、尾端には傷はない。
筆記用具といえば、ドイツや、フランスと欧州勢が持てはやされがちだが、日本も負けてはいない。TOMBOW Design Collectionにはまだまだラインアップが豊富にあるので、他のコレクションにも手を出してみたい。
前回紹介した土橋氏のブログでもXPAを紹介している。プロの手によるレビューを読みたい方は、こちらからどうぞ。